Fedora 13に
システム開発環境MTA-SDKをインストールする
10.11.23
shiba さんからご報告をいただきました.ありがとうございます.
マシン :PC
OS :Fedora 13
MTA-SDK:リリース081230
〜〜〜〜 コメント 〜〜〜〜
問題解決システム(Solver)
ディレクトリextProlog(version 081230)内にファイルMakefileがあります.適当なテキストエディターで,USE_POSTGRESマクロおよびリンクオプションの-lpqを外します。つまり,
■Makefileは、2ヶ所だけ次のように変更します。
CFLAGS = -g -o2 -DLinux -I/usr/X11R6/include -L/usr/X11R6/lib #for Linux
LFLAGS = -lX11 -ltermcap -lm #default
これでmakeするとxsheetが生成されます.
このxsheetをdssフォルダーに入れると,まずは問題解決システムが作れます
業務処理システム(TPS)
さしあたり「大規模なデータベースを使用しなくてもいい」ならば、上記のMakefileでコンパイルしたxsheetで動くはずですが,しかし,最近のLinuxではセキュリティ関連が強化されているため、そのままではTPSを作れません。SELinuxの機能をすべて外して下さい。
■Fedora 13+GNOMEデスクトップですと、
「システム」メニューー>「管理」ー>SELinux Management
で、システムデフォルトの強制モードを「無効」にします。
【注意】SELinuxの機能を外すと,あなたのパソコンのセキュリティーが甘くなりますので,クローズドLAN内だけの短期間の実験(ローカルipアドレスの使用)にとどめて,外部への公開(グローバルipアドレスの使用)は避けてください.また,実験後はSELinuxの強制モードを「有効」に戻してください.外部公開による事故・事件には,当方は一切責任を負いません.