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概要:モデル理論アプローチによる
業務処理システム(TPS)の開発

     TPS

1)作りたい業務処理システムをオートマトンとしてモデル化する(CAST言語で記述する)。

 あなたが作りたいWebベースの業務処理システムは,ひとつのオートマトン(+α)である.これをCAST言語で記述する。しかし,それは複数の機能から成る巨大なものであるに違いない.ひとつひとつの機能からモデル化することができる.
 このサイトで言っているCAST言語とは,Computer Acceptable Set Theory(コンピュータが受け付けられる集合論)のことです.これは,高校レベルの数学をキーボードのキーだけで記述する方法のことです.

3)setcompilerでコンパイルすると業務処理システム(TPS)ができる.

 あなたが作成したユーザモデル(.setファイル)を,システム開発環境MTA-SDKに含まれるsetcompilerでコンパイルすると,データ処理機能(拡張子は.p)ができあがる.これと,すでに組み込み済みのWebインターフェース(phpファイル)と合わせると,トータルな業務処理システム(Transaction Processing System:TPS)になります.
 なお,先に開発した問題解決システム(Solver)をこれに埋め込むことができますので,ほぼ日常業務に使えるシステムが出来上がります.

4)Webブラウザでアクセスして仕事をする.

 ここまでくれば,あなたのパソコンはすでにTPSサーバです.Webブラウザから,あなたのパソコンにアクセスすると,仕事ができます.